近年「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」などの病名を目にする機会が増えています。しかし、私たちはそれらについてどれだけ知っているでしょうか。もしかすると、大学生には「高機能自閉症」や「アスペルガー症候群」のある学生はいないと思っている方もいるかもしれません。文部科学省は、通常学級に在籍し、知的障害がないにも関わらず学習面や行動面に著しい困難を示す、特別な教育的支援を必要とする児童生徒は6.3%と報告しています。 本年4月1日には発達障害者支援法が施行になりました。この法律では「大学及び高等専門学校は、発達障害者の障害の状態に応じ、適切な教育上の配慮をするものとする」と定められています。しかし、大学教育で適切な配慮とはどのようにしていけばいいのでしょうか。 今回のメンタルヘルス講演会では、発達障害の研究、臨床にご造詣の深い橋本俊顯先生をお招きしてご講演を賜ります。幼児期から青年期にかけて、どのような特徴がみられるのか、支援とはどのようなことなのか、高機能自閉症の理解を深めたいと思います。 発達障害は長期的な視点をもった援助が必要だと思います。この機会に一緒に勉強していきませんか。小・中学校、高等学校、大学教職員、これから教職を目指している学生、地域の皆様の多数のご参加をお待ちしています。 高知大学保健管理センター所長 倉繁 迪
|
記
日時: 2005年10月29日 13:00〜15:00 場所: 高知大学 メディアの森 6階 メディアホール 講師: 橋本俊顯教授 ★講師紹介ページ (鳴門教育大学 障害児教育講座) 演題: 「高機能自閉症の理解と支援」 参加費: 無料 |
|
主催: 高知大学保健管理センター 後援: 高知県教育委員会 |
問い合わせ先 : TEL 088−844-8156(北添) 088−844-8158(梅田) ★ 会場の都合がありますので参加ご希望の方は メール([email protected])または電話(088−844-8158梅田)で 人数をお知らせください。 |