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2021/10/29
お知らせ

教育研究部自然科学系理工学部門原忠教授の研究チームが「STI for SDGs」アワードの『優秀賞』を受賞しました

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教育研究部自然科学系理工学部門 原 忠教授の研究チームの取組が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「STI for SDGs」アワード※で『優秀賞』を受賞しました。

取組名:防災と環境を両立する「蛇籠技術」の普及に向けた機関横断型の取り組み

原教授は静岡理工科大学、宮崎大学等と連携し、伝統的土木技術「蛇籠」の耐震性を定量的に分析し、科学的知見から解明してきました。さらに、耐震性を高める資材選定や設計、施工法を特定するとともに、安価で技術力も問われない環境に配慮した土木技術として技術普及を目指し、国内外への展開を実施してきました。

今回の受賞では、本取組が古来の技術を見直し定量的な評価を行うことで科学的に検証する、温故知新を体現する持続可能性が高い取り組みである点や、必ずしも最新の技術でなくとも STIの活用により社会課題の解決に貢献できる好事例である点、住民参加型の活動にもなり得る点が展開性、ステークホルダーの多様性の面で高く評価されました。


※「STI for SDGs」アワード

科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰する制度(2019年度創設)。本制度を通じ、当該取組のさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、もってSDGsの達成に貢献することを目的としている。




プロジェクト概要図①


プロジェクト概要図②






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