エコプロ2021で原忠教授が「STI for SDGsアワード」優秀賞受賞取組を紹介しました!(12月23日:動画公開)
https://www.youtube.com/watch?v=H6ffw6OpafY
※12月23日に原教授のミニセミナーの様子が、Youtubeで公開されました!(1月28日更新)
東京ビッグサイトにて、12月8日(水)~12月10日(金)の3日間エコプロ2021※1が開催されました(主催:日本経済新聞、
(一社)サステナブル経営推進機構)。
本学からは原忠教授を含む研究チームが参加し、「STI for SDGsアワード」優秀賞を受賞した「防災と環境を両立する「蛇籠技
術」の普及に向けた機関横断型の取り組み 」※2について、原教授がミニセミナーでプレゼンテーションを行ったほか、展示ブース
で本取組を紹介しました。
12月10日(金)10:30から開催されたミニセミナーでは原教授がプレゼンを行い、紀元前から伝わる土木技術「蛇籠」の紹介や
日本の蛇籠技術を国内の研究機関と連携し科学的に検証しネパールへ普及させていった経緯等について詳しく説明されました。
質疑応答では、来場者から蛇籠の耐久性や今後のネパール以外での展開等について質問がありました。原教授からは、日本より
も海外の方が耐久性はかなり劣るため、より耐久性を高めていくことが重要であること、また、今後はネパール以外、特に気候
変動の影響を受け易く水害も多い島しょ国へも普及させていきたいなど、今後の展開への意気込みが語られました。
午後からは受賞取組紹介用ブースに、本取組のポスターとチラシの他、蛇籠の模型を展示し、訪れた来場者に実際の写真や模
型を用いた説明を行いました。来場者からは、蛇籠の特徴や日本とネパールの蛇籠の差について質問があった他、このような連
携体制を組めたことは素晴らしいといった感想や、将来このように国際協力を行いたいといったご意見等を頂きました。
※1 エコプロ2021
※2 受賞取組の詳細
https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/
原教授によるプレゼンテーションの様子
展示ブース
来場者への説明の様子
参考:科学技術振興機関(JST)の出展ブースのチラシ