非常事態発生時における対処方法
急病やけが、災害等(交通事故・地震・火災・風水害・その他)の非常事態に遭遇した場合には、あわてずに行動できるよう、普段から心構えを持つことが大切です。
万一の場合には、原則として下記の方法により緊急対応措置をとるとともに、速やかに本学へ連絡、届出等を行うようにしてください。
※(1)~(5)以外で、自分自身で対応できない事態に遭遇した場合は、アドバイザー教員・学務部職員に相談すること。
※大学から学生個人へ連絡するときは、「教務情報システムKULAS」に登録されている情報を利用します。住所や電話番号に変更があったときは、その都度、システムの情報を訂正してください。
区 分 | 直後の対応措置 | 本学への連絡先 | |
勤務時間内 | 勤務時間外 | ||
(1)急病・けが | 本学構内の場合は、右記に連絡する。アパートなど構外の場合は、下記の要領で救急車を手配する。 ○通報の目的をはっきり伝える。 ○場所を伝える。 ○意識、呼吸、出血の有無など患者の状態を伝える。 |
【朝倉キャンパス】 学生支援課 (088-844-8149) 【岡豊キャンパス】 学生課 (088-880-2786) 【物部キャンパス】 物部総務課学務室 (088-864-5116) |
【朝倉・物部キャンパス】 警務員室 (088-844-8320) 【岡豊キャンパス】 医学部附属病院 事務当直室 (088-866-5815) |
(2)交通事故 | 人命救助が最優先。110番及び119番に通報し、救急車を手配する。軽い怪我でも110番及び損害保険会社に届ける。 | ||
(3)火 災 | 大声で「火事だ!」と周辺の人に知らせる。火災報知機のベルを鳴らし、初期消火にあたり、119番に通報する。 ○消火器では火元を正確に狙うこと。 ○びっしょり濡らした毛布等で火元を覆う。 ○ホウキを水につけながら火元を叩く。 |
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(4)地 震 | 火気を始末して、机等の下に身を隠す。揺れが収まってから外に避難する。 | 現住所などの学生情報登録・変更のお願い 「教務情報システムKULAS」に登録されている現住所などの情報は、大学側から本人や家族の方への連絡、災害時の確認や緊急時の際に使用されるものであり、個人情報として厳重に管理しています。 緊急時に連絡がとれないと学生本人に重大な損害を招く恐れもありますので、登録事項(住所・電話番号など)に変更があった場合は、その都度、「教務情報システムKULAS」から変更を行ってください。 |
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(5)風水害 | 台風接近や集中豪雨は、テレビ・ラジオ等の情報に注意する。避難指示が出た場合は火の始末や戸締りを行い、安全な通路を選んで所定の場所へ避難する。 | ||
(6)その他 | 課外活動などにおける海難事故や山岳遭難など、救急車では困難な緊急を要する場合は、119番通報して詳細な状況報告をすれば、消防本部の判断で防災ヘリ(高知県は、「りょうま号」)の応援を要請してくれる場合があります。 |
避難場所・避難ルートの確認
通学ルート、普段よく出かける場所等の避難場所、避難ルートを確認しておきましょう。また、各自治体HP等で、自分の自宅に一番近い避難場所を確認しておきましょう。
みなさんが住んでいる市町村でも地震対策を行っており、広報誌やホームページで公表されています。高知市・南国市の対策本部等の電話番号は次のとおりです。
高知市地域防災推進課 088-823-9040 https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/ 南国市危機管理課 088-880-6575 |
防災訓練について
高知大学では、毎年、学生・教職員が参加する防災避難訓練を実施しています。被災時の行動確認のためにも積極的な参加に努めてください。また、防災訓練の当日は、学生・教職員全員を対象に安否確認システムによる安否確認メールのテスト送信も同時に実施しますので、安否確認メールを受信したら、速やかに回答を返信してください。
安否確認システムの登録について
本学では、災害発生時(震度6以上の地震、台風等河川氾濫や土砂崩れ)における、学部学生・大学院生及び教職員の安否確認の方法として、メールを利用した安否確認システムを導入しています。
本システムは大学が、学生の皆さんへ安否確認が必要と判断した時に、事前に登録されているメールアドレス宛てに安否確認メールを一斉送信し、それに対して返信された皆さんの被害状況を集計し、迅速な災害対策の実施や早期の復旧に生かすものです。
万一、大規模災害等に見舞われ、本システムより「安否確認メール」が発信された場合には、身の安全を確保した上で、その状況について返信を行ってください。
なお、緊急時(災害時等)に本システムから皆さん宛てに発信する安否確認メールの送り先(送信先メールアドレス)は、教務情報システムKULASに登録されている個人メールアドレスを利用させていただく場合もありますので、その点ご了承ください。
≪ワンポイントアドバイス≫
A:お風呂の水を残す | 消火にもトイレ用水にも利用できる。 |
B:懐中電灯をつり下げる | 地震発生直後は停電になり、まったく明かりがない。パニックにならないためにも、最優先の防災グッズ。 |
C:防災ラジオをつける | デマやうわさにまどわされないため、正しい情報を聞く。伝言ダイヤル「171」 |
D:非常用飲料水の確保 | 水道は断水の可能性が高い。最低3日分は確保。 |
E:窓ガラスに注意 | 窓ガラスなどが飛び散ると動くことさえできません。運動靴などを寝室にも置き、厚手のカーテンにする。 |
F:頭を守る | 就寝中に大きな物が落ちないよう、取り除いておく。 |
≪気象庁の震度階級≫
震度 5弱 |
多くの人が行動に支障を感じる。家具が移動し、食器や本が落ちる。 | |
5強 | 恐怖を感じる。補強されていないブロック塀、自動販売機などが倒れる。 | |
6弱 | 立っていることが困難になる。 壁のタイルや窓ガラスが壊れ、耐震性の低い木造建物では倒壊するものもある。 |
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6強 | はわないと動けない。多くの建物で壁や窓ガラスが破損し落下、鉄筋コンクリート建物でも倒壊するものが出てくる。 | |
7 | 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく損壊するものがある。 地割れ、山崩れなどが発生する。 |
※ 本件に対する問い合わせ先:
学務部学務課全学・共通教育係(TEL:088-844-8706)
総務係 (TEL:088-844-8144)