教育・学生生活

留意事項

          

〔1〕 交通事故について 〔2〕 悪質商法に騙されないように 〔3〕 カルト的宗教団体
〔4〕 大麻等の薬物について 〔5〕 不審な電話への対応 〔6〕 飲酒(イッキ飲み等)
〔7〕 拾得物・盗難 〔8〕 校内美化 〔9〕 喫煙について
〔10〕 国民年金 〔11〕 ゴミの正しい出し方について 〔12〕 SNSの利用について
〔13〕 学生本人等の個人情報の取扱いについて    

 

〔1〕交通事故について

 毎年、高知大学生が加害者や被害者になる交通事故が起きています。

 交通事故は加害者・被害者を問わず、また、本人や家族にとっても精神的・経済的に多くの負担となります。そのため、自動車やバイク等を運転する者は自動車損害賠償責任保険(自賠責)はもちろんのこと任意保険にも加入することが最低限の責務です。

 自動車やバイクを運転する時には、飲酒運転をしないことはもちろん、確実で安全な運転を心がけてください。

 自転車は道路交通法では軽車両です。自動車やバイクと同様に交通規則を遵守してください。

 

①事故処理

 事故を起こした場合には、加害者・被害者ともに事故の続発防止措置を講じるとともに、負傷者があれば、直ちに救急車の手配や警察署への通報を行う。加害者または被害者の住所・氏名・免許証・車のナンバー等を記録し、警察官の実地検査に立ち会うとともに、事故証明の手配等の処置をすること。

 

②事故の報告

 事故を起こした場合には、人身・物損事故とも、速やかにアドバイザー教員及び学生支援課(医学部学生は学生課)に連絡すること。

 

③大学の処分

 学則により、事故の内容によっては、退学・停学及び訓告の懲戒処分をする。

 

④事故の対応に関する相談

 示談交渉など対応が困難な場合は、自分だけで判断や解決しないで、県の交通事故相談所に相談すること。

 高知県交通事故相談所 (088)823-9578

 相談無料 平日9:00~16:00(12:00~13:00除く)

 

〔2〕悪質商法に騙されないように

 悪質商法の被害者は、学生や就職して日が浅い若者に集中する傾向があるようです。特に、初めて親元を離れて生活する学生のみなさんは十分に注意してください。 なお、次のような勧誘が行われ、また引き続き行われるおそれがあるときは、刑罰が科せられたり、行政処分が行われることになっています。

 

①マルチ商法

 始めに商品やサービスを契約して、次は自分が買い手を探し、買い手が増えるごとに、リベートが入ってくるというもの。最近はネットワークシステムなどと言い換えている。

 

②資格商法

 電話で「講習だけで資格がとれます」などと勧誘し、教材を送り付けてきて代金を請求してくるもの。

 

③キャッチセールス

 街頭でアンケートを求めるふりをして呼び止め、別の場に連れて行き、執拗に勧誘し強引に商品等を契約させるもの。

 

④アポイントメントセールス

 電話やハガキで、「あなたが特別に選ばれました」など、販売目的を隠して、営業所などに誘い出し、執拗に勧誘し強引に商品等を契約させるもの。

 

⑤点検商法

 「役所から点検(配水管等)にきました」と嘘をついて点検料を請求したり、点検の結果「修理が必要」と勝手に工事を進めて、代金を請求するもの。

 

⑥催眠商法

 会場に人を集め、日用品等を無料で配り、参加者を興奮状態に誘導して一種の催眠状態にして、高額な商品を売りつけるもの。

 

⑦霊感商法

 占いや姓名判断などで、心や身体に悩みを抱えた方に、原因は霊的なものとし壷や印鑑を売り付けたり、祈祷料をとるもの。

 

 悪質業者は、様々な手口を使って、人間の欲望を刺激し、心理的な弱みを巧みについてきます。「おかしいな?」と思った時は、容易に契約せず、はっきり断ることです。

 万一被害にあった時は、アドバイザー教員に相談してください。また、クーリングオフ制度もありますので学生支援課へ相談し、警察署または消費者センターへ届けてください。《高知県警察本部ホームページ》も参考にしてください。

 

◇悪質商法の相談はこちらへ

 ○高知県警察本部警察総合相談電話 : (088)823-9110

 ○高知県立消費生活センター : (088)824-0999

 

◇クーリングオフ制度

 クーリングオフ制度とは、訪問販売や電話勧誘販売等で、販売員の執拗な勧誘に根負けして契約してしまったが、後になって要らないと思ったときなどに、期間内であれば無条件に契約解除できる制度です。

 

〔3〕カルト的宗教団体

サークル等を装い勧誘活動を行うカルト的宗教団体に注意してください。
大学キャンパスの内外で勧誘活動を行うカルト的宗教団体があるようです。
これらの中には、最初は

 

「一緒にスポーツ(テニス・サッカー・バスケットボール等)しませんか」
「ボランティア活動に興味はありませんか」
「パーティーに参加しませんか、他大学や社会人の友達ができます」
「モデル、チアガールになりませんか」
「猫背を直してきれいな歩き方を身につけませんか」
「今度一緒にお料理をして食事しませんか」

 

などと、音楽やスポーツ、ボランティアなどのサークルを装って勧誘し、知らす知らずの内にマインドコントロールされてしまうものがあり、多額の献金を要求されるケースなどがマスコミ等で報じられています。このような団体に入会することは、精神的・経済的に多大な被害を受け学生生活が台無しになるばかりでなく、友人を勧誘することで仲間同士の信頼関係を壊すことにもなりかねません。自分達の身分や真の活動内容を明かすことなく接近し勧誘を行うカルト的なグループには十分注意し、氏名、電話番号や住所など個人情報を教えないようにしてください。そして「怪しい」と感じたら、強い意志を持ってきっぱりと断りましょう。  

 

〔4〕大麻等の薬物について

 大学生の間で大麻所持や吸引及び栽培等により「大麻取締法」違反容疑で逮捕される事件が相次いで起こり、社会問題となっています。乱用すれば、幻覚や妄想といった症状が出るだけではなく、生殖機能や免疫機能の低下等、身体機能に悪影響が出ます。大麻等の禁止薬物は違法であることを認識し、決して関わらないでください。

 

〔5〕不審な電話への対応

 高知大学の関係者を名乗る者から、「学生の携帯番号を教えて欲しい」などと、学生の実家に電話がかかる事例が、毎年数件あります。大学職員が職務上の用件で電話をする時は、所属部課名・担当・氏名を名乗りますので、不審な電話がありましたら、「すぐに教えない」で大学職員であることを確認した上で対処してください。また、不審な電話があった場合は、学生支援課に連絡してください。  

 

〔6〕飲酒(イッキ飲み等)

 新入生歓迎行事等で飲酒の機会が多くなる時期に、「イッキ飲み」での急性アルコール中毒による事故が多くなっています。20歳になるまでは、飲酒は法律で禁止されていますので、絶対に飲んではいけません。

   また、イッキ飲みなどによる短時間でのアルコールの大量摂取を行うと、アルコール濃度の高い血液が脳に流れ大脳全体が麻痺し死に至る危険が高くなります。イッキに飲むと脳の麻痺も一気に進むということです。上級生も節度のある飲酒を心がけ、無茶な飲み方や他の学生に対する飲酒の強要はしないようにしてください。

 

〔7〕拾得物・盗難

 学内施設等での落し物や拾い物をしたり、盗難にあったときは、その施設の事務室または、学生支援課窓口まで届け出てください。

 

〔8〕校内美化

 施設や備品(机・椅子)の取扱い、教室の整理整頓、ゴミ・紙屑の除去等、常に環境の美化に心掛けてください。

 

〔9〕喫煙について

 本学は、敷地内全面禁煙です。

 

〔10〕国民年金

 国民年金は、老後の生活保障や障害の保障を目的とした制度です。20歳以上の学生は加入が義務付けられていますので、住民票を登録している市町村役場の国民年金担当窓口で手続きをしてください。

 また、収入が少なく、国民年金保険料の納付が困難な場合は、在学期間中の納付を猶予し、社会人になってから納めることができる「学生納付特別制度」があります。申請をして承認を受けることが必要ですので、市町村役場の国民年金担当窓口に問い合わせてください。

 なお、本学は「学生納付特例事務法人」の指定を受け、申請手続ができますので、学生支援課、学生課または物部総務課学務室に申し出てください。

 

〔11〕ゴミの正しい出し方について

 学生も地域の一員であり、社会性を持たなければなりません。学生でアパートに住んでいるだけだから関係ない、と思うのは間違いです。分別方法や回収日など、居住している地区のゴミ出しルールを守り、各自が責任を持って生活してください。

 

〔12〕SNSの利用について

 近年、Facebookやtwitter等のSNSが普及し、誰もが手軽に利用できる反面、不用意な書き込みにより、トラブルや犯罪に巻き込まれるケースが多発しています。
 SNSを利用する際は、以下のことに十分注意してください。
・SNS上の情報は、必ずしも正しい情報であるとは限りません。善人のふりをした悪人もいることを忘れないでください。
・SNS上に写真を掲載する場合、写真に位置情報が記録されることがあります。その写真をSNSに掲載したために、自宅を特定され事件に巻き込まれるケースが報告されていますので十分注意してください。
・SNS上で発信した情報は、世界中に広まり不特定多数の人に見られています。また、一度発信した情報は取り消せないものと考えてください。
・SNSを利用する場合は、社会的責任を伴うことを自覚してください。不用意な発言は、激しい批判にさらされることがあることを覚悟してください。
・SNS上で本学学生であることを明らかにしている場合は、大学にも影響を与えることを自覚してください。
・SNS上での不適切な発言(誹謗中傷、差別的発言、研究・アルバイト上の秘密情報、他者のプライバシーに関わる個人情報等)は、してはいけません。SNS上で他人を侮辱(人格否定・容姿に対する発言)すると人権侵害になる可能性があり、名誉棄損罪や侮辱罪に当たります。
・ネット上でトラブルに巻き込まれてしまい、自分で解決できないと思った場合には、速やかに大学に相談してください。最初の対応を間違うと被害を大きくしてしまうこともあります。ぜひ相談窓口を利用してください。
 

学生何でも相談室 (088)888-8010

 

〔13〕学生本人等の個人情報の取扱いについて

 個人情報とは、生存する個人に関する情報で、氏名・生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別することが可能なものをいいます。
 高知大学では、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)」に基づき、適正な管理の下、本学が保有する個人情報を保護しています。大学として、学生のみなさんから提供を受ける個人情報は数多くありますが、本学が保有する学生本人等の主な個人情報の取扱いについては次のとおりです。

 

①学生本人等の個人情報及びその利用目的
 本学が保有する学生本人等の主な個人情報は、入学試験情報及び入学手続時に提出していただいた情報ならびに入学後の修学支援・指導、学生生活支援・指導、健康等の管理・指導に必要なものとして作成あるいは提供を受けて取得した情報です。

※個人情報の収集と利用目的について
 本学では教育研究、学生支援、大学運営上、必要と認められる個人情報に限り、以下の利用目的のために収集します。また、必要に応じて収集した個人情報に基づき、学生本人等への連絡を行います。
 〇教育、授業改善
 〇災害時等の安否確認
 〇学籍管理、学籍異動管理、健康管理、奨学金管理
 〇履修登録確認、履修管理、履修指導、成績管理、授業実施、学生名簿作成
 〇修学指導、修学支援
 〇大学、大学院等の進級・転学部・転学科、卒業後の進路に関する情報管理
 〇学生証発行、学位記作成、各種証明書の発行
 〇学費情報管理、口座情報管理
 〇学生生活・課外活動支援
 〇就職関係情報の作成、管理
 〇学内施設・設備の利用管理、防犯カメラの設置による映像情報管理
 〇図書館利用情報管理
 〇成績通知書及び履修状況の父母等への送付
 〇父母等との成績、履修相談
 〇卒業後の各種案内送付
 〇学術交流協定等による協定大学への情報提供
 〇学内ワークスタディ等の雇用管理、給与等の支払い
 〇教育研究及び入学試験・学生募集の改善
 〇大学の広報活動への協力依頼
 〇教育研究活動の支援及び本学の発展に資する活動

 〇上記に係る学生等へのサービス向上、学生等の各種届出手続の負担軽減、業務の効率化等のための利用

 

②公用掲示板への掲示
 本学では、学生のみなさんへの周知または連絡を行うため、必要な範囲で、学生本人の所属学部等、学籍番号等の個人情報を公用掲示板に掲示することがあります。

 

③個人情報の第三者への提供
 学生本人等に関する個人情報は、教育サービス等の質の向上のために利用するほか、次の学外関係者へ情報を提供することがあります。個人情報の取扱いの業務を外部に委託する場合は、契約書に秘密保持の義務等の事項を明記する等、安全確保の措置を講じています。
 〇父母等・・・「学業成績」
高知大学では、父母等宛に「学業成績通知書」(学生のみなさんが受領するものと同じもの)を送付しています。これは、父母等の方に当該学生の修学状況をご承知いただくこと、また、父母等の方との連携による適切な修学指導のために行っているものです。
 〇後援会※・・・「学生名簿(所属・氏名)」、「父母等の氏名・住所」
後援会役員の依頼、後援会費の案内、後援会報の送付、後援会会議等の案内用として提供
 〇同窓会※・・・「学籍番号、所属学部等、氏名、住所、卒業後の連絡先、進路状況」等
  同窓生名簿の作成、ホームカミングデーの案内、会報等送付用として提供
 〇高知大学生活協同組合・・・「学生名簿(学籍番号・所属・氏名)」
  学生証作成、取扱い保険等各種案内資料送付用として提供
 〇本学指定の金融機関・・・「受験番号、学籍番号、学生氏名、学生住所、学部・学科等、保証人氏名、保証人住所、保証人生年月日、続柄、電話番号、引落銀行コード、預金種別、口座番号、口座名義人、納入区分」
  預金口座振替依頼書による授業料口座振替のため提供
  ※後援会・同窓会への個人情報の提供に同意された学生についてのみ情報提供を行っています。

 

④個人情報の目的外の利用及び提供
 本学では、法令に基づき、以下の場合やその他相当する理由または特別な理由があるときは、必要な範囲内で、利用目的以外の目的で学生等の個人情報を利用または提供することがあります。
 〇学生本人等の同意を得て、個人情報を第三者に提供する場合
 〇国会法、刑事訴訟法等の法令に基づき、学生等個人情報を提供する場合
 〇行政関係機関等に提供する場合
 〇学術研究の目的のために、学生等の個人情報を関係省庁及び研究機関等に提供する場合

 

⑤その他
 蓄積された保有個人情報を統計的に処理し、個人が特定できない状態で、修学支援等のために学生本人等及び第三者に提供することがあります。

 

⑥個人情報に関する相談窓口等
 学生のみなさんの個人情報については、大学が適正な利用及び取扱いをしているか確認する権利があります。これに関する制度としては、法令に基づく個人情報の開示、訂正、利用停止請求の権利があります。
 なお、本学の保有する個人情報に関する相談及び開示等請求窓口は以下のとおりです。
 ※高知大学総務部総務課総務係
  TEL:(088)844-8116
  E-mail:[email protected]
 ※受付時間等:月曜日~金曜日
        (祝日、12月29日~1月3日及び夏季一斉休業期間を除く)
        9:30~17:00
        (12:00~13:00を除く)
 その他不明な点等は、
 学務部学務課((088)844-8143)へお問合せください。

 

大学が提出を求める書類及びその利用目的等                    

    

提出書類 提出時期 利用目的 保有組織
保証書 入学手続時 授業料等に係る債権管理 経理課
住民票記載事項証明書 学籍管理
学位記作成

学務課

学生課

物部総務課学務室

身上調書

学生名簿作成
連絡用
教育研究活動の支援及び本学の発展に資する活動

学生証交付願

学生証発行

写真付き学生名簿作成

保険加入証明

(傷害・賠償責任保険)

実験・実習等履修条件確認
現住所等届 入学時 連絡用
アドバイザー教員の把握
就職等進路登録票(医学部除く) 4年生時 連絡用
進路指導
学生支援課就職室
物部総務課学務室
進路調査票(医学部)

4年生時(看護学科)

6年生時(医学科)

連絡用 学生課
健康調査票等アンケート

健康診断受診時

(医学部はオリエンテーション後)

健康管理指導・相談 保健管理センター

健康診断票

健康管理指導
証明書発行
感染症報告書

教育学部及び医学部はオリエンテーション後

その他の学部はその都度

教育実習・介護等体験・その他実習

学務課

学生課(保健管理センター)

物部総務課学務室

 

教務情報システムKULASで取得、作成し管理する情報及び利用目的等

管理・入力情報区分 提出時期 利用目的 保有組織
学籍情報
成績情報
履修情報
出欠情報

随時

(変更があった時など)

学籍管理
成績管理
履修管理
修学指導

e-ポートフォリオ作成(学部生のみ)

総括:学務課
履修登録 履修登録時 履修登録の確認
履修指導
履修管理
授業実施
学務課
学生課
物部総務課学務室
現住所届 入学時及び変更があった時 連絡用

学務課

学生支援課
学生課
物部総務課学務室

父母等(保証人)に関する情報 同上 連絡用
学生支援のための情報
(課外活動、就職、アドバイザー教員届等)
随時
(変更があった時など必要時)
アドバイザー教員の把握
学生生活支援

 

e-ポートフォリオで取得、作成し管理する情報及び利用目的等  対象:学部生のみ

管理・入力情報区分 提出時期 利用目的 保有組織

学籍情報
成績情報
履修情報
出欠情報

アドバイザー教員情報

(教務情報システムKULASと同期)

修学支援

履修指導

学生生活支援

アドバイザー教員の把握

総括:学務課
目標・振り返り 学期ごと

修学支援     

学生生活支援

    

各種能力測定テスト

外国語能力試験情報

(学内受験のみ)

(試験実施機関からの結果を大学にて入力)

課外活動の記録

資格取得状況

進路希望調査

学国語能力試験情報 等

随時
面談記録 (面談後に教員が入力)

※教務情報システムKULAS及びe-ポートフォリオの情報は、教育改善及び授業改善のために利用します。

 

【その他】本学の教育改善及び授業改善のために分析、活用するもの。
〇 各種授業や学生生活に関するアンケート
〇 各種能力測定テスト 等

 

〔注〕上記以外にも業務に応じて書類等で情報の提供を求めることがありますが、ここでは、全学的かつ一般的なものに限定して提示しています。

教育活動

学生情報

履修情報

キャンパス

AED設置場所