理工学部附属高知地震観測所
四国地方の地震現象を解明するため、本所を含めて四国内に8か所の常時観測点を有し、隣接する大学の地震観測所との間で、通信回線を利用した波形データの 交換を行っています。
観測の対象となる地震は、四国付近のほか、地球の中心を伝播してくる南米の大地震まで、多種多様です。過去に繰り返し発生している南海地震と関 連する四国付近の微小地震の時空間分布、地震発生のメカニズム、最上部マントルまでの詳しい速度構造などを研究テーマとしており、これらは物理学科卒論の 研究課題にもなっています。