SDGs取組事例集一覧
取組事例テーマ
高知県の心不全対策推進プロジェクト 高知心不全連携の会 KATSUO-HF TEAM: The TEAM for Kochi medical cooperation supporting heart failure patients
高知県版心不全手帳
心不全患者の地域連携体制
取組概要
高知大学医学部附属病院を中心に高知県内の9つの基幹病院(県立あき総合病院、嶺北中央病院、高知医療センター、近森病院、高知赤十字病院、土佐市民病院、須崎くろしお病院、県立幡多けんみん病院)が連携し、心不全の病態や治療について、医療者向けの勉強会を実施しました。さらに、患者・家族や一般県民に向けて公開講座や新聞、テレビ広告での啓発活動を行いました。ホームページ(高知心不全連携の会)で、これらの活動内容等を紹介しています。
患者・家族やかかりつけ医、地域のケア専門職が心不全を理解し、患者の再入院予防につなげるため「高知県版心不全手帳」を作成しました。この手帳はホームページからどなたでも無料でダウンロードできます。9つの基幹病院ごとに患者・家族やかかりつけ医、地域のケア専門職(訪問看護師、介護職者等)の相談窓口となる「心不全センター」の設置も完了しました。
今後の展開
心不全病診連携強化のために、基幹病院ごとの勉強会を拡げていく予定にしています。基幹病院以外の医療機関(訪問診療施設、薬局など)も本プロジェクトに参加し、さらに幅広い活動となるよう取り組んでいます。また医療のみならず介護領域で活動するスタッフの知識向上に向けての勉強会開催なども取り組みつつあります。
担当者
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高知大学 教育研究部 医療学系 臨床医学部門・看護学部門・医学部附属病院
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