SDGs取組事例集一覧
取組事例テーマ
耕作放棄地の有効活用に資する営農型太陽光発電の効率化
営農型太陽光発電の導入面積と現地での計測の状況
連携企業との取り組み
取組概要
営農型太陽光発電は、農地に設置した太陽光発電パネルの下で作物を栽培し、作物収入と売電収入を同時に得る営農形態である。運営のための条件は厳しいが、これをクリアし効率的な運用ができれば、大いに普及する余地があり、将来的にエネルギー問題と食料問題が一挙に解決できる可能性を秘めている。本事業では、営農型太陽光発電の効率化を目指し、①パネル下の光環境と作物生育特性の解明、②施設のスマート化(発電・営農支援システムの開発)、③事業規模に応じた営農型太陽光発電システムの開発、に取り組んでいる。高知県四万十町のサンビレッジ四万十での環境計測と経営分析を中心に、民間企業と連携した開発を行っている。
今後の展開
本取り組みは、2030年までに、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する(SDGsターゲット2.4)上で、有効な手法である(2.4)。また、その普及により、世界のエネルギーミックスにおける再⽣可能エネルギーの拡⼤にも貢献する(7.2)。
担当者
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高知大学 教育研究部 自然科学系 農学部門
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高知大学 教育研究部 自然科学系 農学部門
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