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取組事例テーマ

英語発達性読み書き障害を評価するタブレット版スクリーニングツールの開発

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開発したe-Screener (iPadで動作)
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上段:iPad上で学校・クラスごとの結果を即座に確認できる(サンプル)中段:個人の結果(サンプル) 下段:Web管理画面で個人の正誤内容を確認できる(正 誤画面は非表示)
取組概要

 日本語では読み書きに困難さを示さない児童・生徒が英語学習を開始した途端,英語の文字が読めず(書けず)学習成果が高まらない事例が複数報告されている。英語の読み書きに困難さを示す児童・生徒をいち早く適切に判定できれば,彼らの認知特性を踏まえた適切な教育介入が可能となる。このような判定ツールは紙媒体のものがほとんどであり,妥当性・信頼性の高い即座的・即時的なツールは存在しない。これらを背景に,本研究チームは iOS で動作する e-Screener を開発した。

今後の展開

 英語学習開始前に e-Screener を使って児童・生徒の認知特性を評価することで,より効率的・効果的な教育介入が可能となる。今後はシステムの整備を行い,公開予定である。

担当者
  • 教授
    多良 静也
    高知大学 教育研究部 人文社会科学系 教育学部門
  • 鈴木 恵太
    岩手大学
  • 柴田 あすか
    高知市立城北中学校
  • 上岡 清乃
    北里大学
  • 米崎 里
    関西学院大学
  • 立松 大祐
    愛媛大学
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