SDGs取組事例集一覧
取組事例テーマ
コロナ禍の国際交流
HMEPの概要(ハワイ大学医学部 町淳二教授より)
取組概要
医学部では国際交流を積極的に推進しています。新型コロナウィルス感染症のため活発な学生交流を行ってきたハワイ大学医学部や台湾大学医学部との学生交流をはじめその多くが令和2年度以降行えていませんでしたが、令和4年度にはハワイ大学関連病院での臨床実習2名を含む5名のハワイへの派遣を再開することができました。ハワイ大学との双方向の学生交流は令和5年7月から本格的に再開する予定です。
米国式の医学教育のウェブレクチャーとハワイ大学方式クリニカルクラークシップを提供するHawaii Medical Education Program (HMEP)に平成29年から参加し現在60名の学生が登録しています。コロナ禍でも日本の指定教育病院でのクリニカルクラークシップを行っています。また、今後の国際交流が持続可能であるようにブラジルやウズベキスタンの大学の学生、教員に対してウェブで講義をする取り組みを計画し、特にブラジルの外科医に対して数多くの動画を取り入れた腹腔鏡下大腸がん手術のコンテンツを提供しています。
今後の展開
国際交流は対面での体験が重要だと考えていますがそれが困難な現在、工夫しながら継続して交流を続けています。今後、現地での指導も再開していく予定です。
担当者
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高知大学 教育研究部 医療学系 臨床医学部門