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洋上風力発電による再生可能エネルギー拡大における法的課題に関する研究

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取組概要

　「黒潮圏科学に基づく総合的海洋管理研究拠点構築」プロジェクトの「1.フィールドワークに基づく沿岸域の総合的管理」の一環として、洋上風力発電の促進のための法的課題について取り組んでいる。

　我が国の2018年の第5次エネルギー基本計画においては、洋上風力発電の導入促進が目標とされたが、洋上風力発電の促進にあたって、海洋環境の保全についても同時に検討されなければならない。その法的な枠組みをどのように構築すべきか、という問題がある。この点はわが国の法体系の母法であるドイツ法における洋上風力発電法が参考になる。

　ドイツは、2017年の洋上風力発電法およびその関連法において、戦力的環境影響評価が導入され、事業者は行政と協力して早い段階から海洋保全のための準備を行っている。

今後の展開

　我が国においても秋田沖で入札が行われ、環境影響の問題もこれからが本格的調査段階にある。

担当者
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