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取組事例テーマ

認知機能が低下した老人にも優しい認知バリアフリー社会を実現するためのインターフェイスデザインの研究

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図1.未来からのバックキャスティング
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図2. DNNによるバイアスコントロール
取組概要
 インターフェイスデザインを工夫する事で,高齢者が自立できる期間を少しでも伸ばすことを目的とした研究を進めています.家電製品,公共交通機関など社会全体のインターフェイスデザインを見直し,認知機能が低下した老人にも優しいバリアフリー社会を実現するため,デザインの違いが高齢者に与える影響を様々な角度から調査し,研究成果をまとめております.
今後の展開

 フューチャー・デザインというシナリオプランニングをご存じでしょうか?西條先生が考案したシナリオプランニングです.G7サミットの議題を決めるThink7にも取り上げられたデザイン思考です,それでは未来人になって,保健医療2035提言書がゴールとする2035年の未来から現在をバックキャスティングしてみましょう(図1).想像してみて下さい,その未来では日々の生活すべての健康データがスマホから蓄積され,子犬に姿を変えた人工知能がスマホの中から語りかけてくる時代が来ていました,「便利になったね.個人情報に神経質だった頃が懐かしいね.」未来人になったあなたは,そのような話を耳にします,そういう時代が来ることを信じて,疾病予防に役立つデータサイエンスをきわめていきたい.(図2)

担当者
  • 特任准教授
    西本 博之
    高知大学 医学部附属病院次世代医療創造センター ヘルスケアイノベーションコース担当
パートナーシップ
京都大学(研究代表:木下 彩栄 教授(京都大学医学研究科人間健康科学系専攻))との共同研究
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