ニュース・イベント

NEWS & EVENTS

ホーム > ニュース・イベント一覧 > 自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チームが「STI for SDGs」アワード『優秀賞』 を受賞しました
2019/10/31
お知らせ

自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チームが「STI for SDGs」アワード『優秀賞』 を受賞しました

2.jpg



 令和元年度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は「STI for SDGs」アワード(※1)を創設しました。科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰する制度であり、受賞取組のさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、もってSDGsの達成に貢献することを目的としています。

 令和元年10月31日(木)、本学自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チーム(高知大学、香南市、高知県、前澤工業株式会社、日本下水道事業団の5団体)の取組が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「STI for SDGs」アワードで『優秀賞』を受賞しました。

 また令和元年11月15日(金)には、日本科学未来館において「STI for SDGs」アワードの授賞式が行われ、本学の櫻井克年学長と香南市宮田憲一上下水道課長が代表して賞状を受け取りました。また同月16 日(土)及び17日(日)には、「STI for SDGs」アワードの受賞取組のブース展示や受賞団体によるピッチトークが行われるとともに、同年12月5日(木)から7日(土)には、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2019」のJST出展ブースにおいて、「STI for SDGs」アワードの受賞取組のブース展示やプレゼンテーションが行われました。


■受賞取組名

「汚水処理の持続性向上に向けた高知家(こうちけ)の挑戦 ~産官学による新技術開発と全国への展開~」

■概要

 高知大学・藤原拓教授の研究シーズをもとに、産官学で汚水処理新技術の開発を行い、香南市野市浄化センターで電力を3分の1、処理時間を半分に減少できることを実証しました。この結果を踏まえ、香南市では本技術を2カ所に導入して汚水処理に関する地域課題解決に取り組むとともに、全国各地に水平展開されました。これにより、人口減少が進む地方都市における汚水処理の持続性が向上しました。


※1 https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/




  

  



up矢印