南国フィールド概要

南国フィールドは、平成15年4月に実践的な農学教育の推進と地域・国際社会への貢献を目的に開設されました。その後、環境保全に配慮した循環型農業生産の教育、研究および地域・国際貢献の場としての一層の充実が図られ、現在に至ります。高知大学農林海洋科学部のキャンパス内にあり、高知龍馬空港に隣接していることから、学生への実習や教育研究活動に至便なフィールドです。

共通教育 (高知大学の全学生を対象)、フィールドサイエンス実習 (農林海洋科学部)、基礎実習、専門実習 (農林資源環境科学科) が周年行われており、循環型、環境保全的農業生産を指向した作物、野菜、果樹等の栽培管理、牛の飼育管理、食品加工および大型機械を含む農機具の操作などを学ぶことができます。

沿革

昭和24年5月 国立大学設置法(昭和24年法律第150号)により、高知大学農学部(農学科)として発足
昭和25年4月 旧高知航空隊跡地に附属農場設置
昭和30年10月 附属農場係が制度化され事務機構を確立
昭和38年4月 農学科の体質改善に呼応して、附属農場も特化農場の指定をうけ、高知平野における水田とビニールハウスの総合的な一貫経営について研究を開始した。高知県の特産である褐毛和牛の研究が開始
昭和52年4月 附属農場及び附属演習林事務機構を整理統合し附属農場・演習林事務長が置かれ、総務係が農場・演習林総務係に包括され、業務係が業務第一係となる
平成11年4月 農学部附属農場・演習林事務が廃止され農学部事務部の一元化により、附属農場・演習林総務係が農学部事務部に統合され、業務第一係を農場係に名称変更
平成15年4月 附属暖地フィールドサイエンス教育研究センター設立に伴い農場を南国フィールドに名称変更
平成15年10月 農場係を総務部学部総合支援室に名称変更
平成16年4月 国立大学法人高知大学農学部に承継
平成17年7月 総務部学部総合支援室を物部地区事務課農学部附属暖地フィールドサイエンス教育研究センターグループに名称変更
平成20年4月 物部地区事務課農学部附属暖地フィールドサイエンス教育研究センターグループを学務部物部学務課フィールドグループに名称変更
平成20年6月 専任教員制から、主担当、副担当制に移行
平成23年4月 学務部物部学務課フィールドグループを総務部物部総務課フィールド技術室 南国フィールド係に名称変更 室長ポストが承認
平成28年4月 農林海洋科学部に名称変更に伴い、農林海洋科学部附属暖地フィールドサイエンス教育研究センターとなる
令和2年1月 IoPハウス(教育ハウス2棟。研究ハウス2棟)竣工
令和3年3月 暖地フィールドサイエンスセンター教育研究センター棟改修工事 竣工

農林海洋科学部附属 暖地フィールドサイエンス教育研究センター 南国フィールド(農場)
〒783-8502 高知県南国市物部乙200 TEL 088-864-5205 FAX 088-864-5201