高知大学から海外への留学
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釜山外国語大学校日本語大学:2018年3月〜2018年12月(人文社会科学部4年生)
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釜山外国語大学校日本語大学:2018年3月〜2018年12月(人文社会科学部4年生)
釜山外国語大学校日本語大学
2018年3月〜2018年12月(人文社会科学部4年生)
留学報告
所属 | 人文社会科学部国際社会コミュニケーション学科 |
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留学開始時学年 | 4年 |
留学先国名 | 韓国 |
留学先大学 | 釜山外国語大学 |
留学先所属 | 日本語創意融合学部 |
留学期間 | 2018年3月〜12月(1年間) |
出発前の準備
ビザの有無 | 有 |
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ビザの種類 | D-2ビザ(留学ビザ) |
その他必要な事前手続き | 半年以上の留学を考えられている方は、日本の携帯契約を見直しておくことをオススメします(プラン変更や、番号保管など)。 |
必要経費 | |
渡航費 | 約2.5万円 |
海外旅行保険 | 約12万円 |
その他 |
留学中の生活
履修した授業 | 韓国語に関する授業:聞き取り、会話、文法、作文、ビジネス韓国語、TOPIK対策 その他の授業:ビジネス日本語、英会話、テコンドー |
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授業の様子・アドバイスなど | 韓国の履修登録は、抽選ではなく先着順で決まります。そのため、自分のパソコンで履修登録される方はパソコンの接続を必ず確認して下さい!接続が遅い場合は、大学近くのネットカフェで行うことをオススメします(ちなみに私もネットカフェに行きました)。 |
課外活動 | 学校主催のボランティア活動に参加 |
生活費 | |
住居費 |
約2万円(大学寮) 約3.9万円(アパート) |
食費(1ヶ月あたり) | 約2万円 |
教科書代 | 約1万円 |
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | 約7千円 その他、外国人登録証の発行に3000円ほど必要だったと思います。韓国での支払いはクレジットカードやデビットカードが便利ですが、このような学校への支払いは現金での支払いが多いので、いくらか現金の準備も必要です。 |
住居 | |
住居の種類 | 大学の寮及びアパート |
住居決定の方法 | 不動産業者からの紹介 |
住居全般に関するアドバイス | アパートに住まれる方は、ゴミの分別に注意しなければなりません。各アパートにゴミ置き場があり、一般ゴミ/カン・ビン・紙類/硬質プラスチック・ペットボトル/ビニール/生ゴミに分け、夜に出します。また一般ゴミは専用の袋があるので、必ずその袋を利用しなければなりません。 |
留学先での交換留学生に対するサポート |
日本担当の事務員がおり、留学生に関する情報を随時日本語で連絡してくれました。また、学業とは関係のないこともサポートして下さいました。 |
健康管理面のアドバイス | 韓国の薬は強いので、常備薬がある人は日本のものを持って行くことをオススメします。 また韓国の注射は日本とは違い、おしりに打ちます。かなり痛いです… |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
交換留学では、語学堂の授業と学部の授業の両方を受けるという方式が多いようです。私は、留学前から独学で韓国語をある程度習得していたので、語学堂には通わなくてもいいかなと考えていました。釜山外大での留学は基本的には学部の授業のみで、語学堂には希望者のみ通えます。そのため、履修したい授業を自由に組むことができるという点が私にはとても良かったです。
韓国語の授業は初級クラスから上級クラスまであるので、もちろん留学後から韓国語学習を始めることも可能ですが、釜山外大では学部の授業をたくさん受講できるというチャンスがあるので、中級以上の韓国語能力を身に付けた上で留学するとより良いと思います。
授業は60分で日本の大学の授業よりも短いため、集中しやすいことが特徴です。また授業形式はグループワークや発表・討論など、自分から積極的に参加しなければならないものが多いです。外国語大学のため、色んな国の学生が在籍しており、その分考え方も千差万別です。授業を通して色んな国の学生の考え・意見を聞くことで、たくさんの刺激を受け、自分の視野も広がりました。
私は授業に加えて、学校主催のボランティア活動にも参加しました。活動内容は、韓国人と日本人の両親の間に生まれた子どもたちに日本語を教えるというものです。韓国人学生を参加対象にした活動だったのですが、事務所に直接お願いし、私も参加させてもらえることになりました。
また、留学中にはTOPIKをぜひ受けてみて下さい。日本では試験が1年に2回しかありませんが、韓国では約1ヶ月に1回試験を開催しています。学習の努力が結果に表れると自信がつき、モチベーションを上げることにも繋がります^^
留学は簡単に行けるものではありませんし、せっかくの機会だということを忘れず、関心のあることは積極的に挑戦してみてほしいです!
生活面
私が留学先を釜山外大に決めた大きな決め手となったのが、「日本人学生が少ない」という点です。韓国の名門大学は大部分がソウルにあるため、留学生の多くがソウルに行っています。私も最初は、高知大学が提携しているソウル市内の大学に留学することを考えていましたが、同じ国籍の学生が多いと、どうしても同じ国籍の学生同士で集まりがちになるのではないかという思いから、ソウルの大学よりも比較的日本人が少ない釜山外大を選びました。現地では留学生活において頼れる日本人の友達が少なかったため、留学当初は不安も大きかったのですが、日本人が少ない分、韓国人学生や他の国の学生と交流する機会が増え、自分から求める姿勢が身に付いたと思います。
私は1学期に校内寮、2学期には校外のワンルームで一人暮らしをしていました。釜山外大の学生寮は校内と校外の2箇所にあり、校外寮は女性専用となっています。校内寮は2人〜3人部屋でルームメイトの希望を申請することができます(国籍など)。寮内には、食堂、コンビニ、ATM、洗濯室、アイロン室、休憩室(テレビあり)、学習室、ジム、ウォーターサーバー(各階)などがあり、特に不便なく生活することができました。しかし、食堂とコンビニは閉店時間が早いので必要な時に利用できないことが少しストレスになることもありました。部屋は少し狭いですが清潔感があり、エアコンも付いているので快適に過ごせました。昨年の2学期から寮生は食堂の食券の購入が義務化されたそうです。寮食は私の口には合わなかったため、義務化される前に一人暮らしを始めておいて良かったなと思いました。
2学期は校外のワンルームで一人暮らしをしました。韓国のワンルームは大半がフルオプションで、大きな家電はほとんど買う必要がありません。保証金と呼ばれる、契約時に払うお金が10万ウォン〜50万ウォンほど必要ですが(解約時返ってきます)、家賃は寮費と大差ありません(私は短期契約だったので少し高かったです)。もちろん、光熱費や寮生活では必要なかった費用がかかりますが、自由な暮らしがしたいなと思う方には一人暮らしをオススメします。
釜山は韓国第2の都市でありながら、日本に近いこともあってどこか懐かしい雰囲気を感じる街です。大学の最寄駅(地下鉄)から20分ほどの場所に大きな繁華街(西面)があります。西面には釜山のホットな場所がたくさん集まっているので、勉強の合間に買い物やカフェ巡りをしても楽しいですよ^^
「韓国に行きたいけど、どの街にしよう」と悩んでいる方は、ぜひ釜山へ!!!