高知大学から海外への留学
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ロードアイランド大学:2023年1月〜12月(教育学部3年生)
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ロードアイランド大学:2023年1月〜12月(教育学部3年生)
ロードアイランド大学
2023年1月〜12月(教育学部3年生)
留学報告
所属 | 教育学部 学校教育教員養成課程 |
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留学開始時学年 | 3年 |
留学先国名 | アメリカ合衆国 |
留学先大学 | ロードアイランド大学 |
留学先所属 | ― |
留学期間 | 2023年1月〜12月(1年間) |
出発前の準備
ビザの有無 | 有り |
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ビザの種類 | J1ビザ |
その他必要な事前手続き | ― |
必要経費 | |
渡航費 | 約25万円 |
海外旅行保険 | 約80万円 |
その他 | ・予防接種代:約8万円(B型肝炎など) ・渡航前に留学費用の一部の送金が必要だった |
留学中の生活
履修した授業 | アメリカの教育について、社会正義と教育、留学生向けのspeaking、留学生向けのwriting、ドイツ語、ドイツの映画鑑賞、アジアの歴史と文化、言語学 |
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授業の様子・アドバイスなど | 留学生は最低12単位(約4教科)履修すればよかった。大体授業は週2回または3回あり、その都度、予習と復習が必要であったため、計画的に毎日勉強しなければならなかった。日本の大学とは比べ物にならないくらい、予習していく範囲が広く、かつ留学生ならばネイティブと比べてかなりの時間がかかると思うので、授業の選択方法は慎重に行ったほうが良いと思う |
課外活動 | ― |
生活費 | |
住居費 |
約30万円 |
食費(1ヶ月あたり) | 食費は住居費に含まれている |
教科書代 | 約7万円 |
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | ― |
住居 | |
住居の種類 | 学生寮 |
住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
住居全般に関するアドバイス | 特に気になるトラブルはなく、快適に一年間過ごせた |
留学先での交換留学生に対するサポート | 留学先の支援センターの方が留学生を対象にして、アイスホッケーの試合観戦や近くのスーパーに日用品の買い出し等、様々な支援を行ってくれた。また、長期休み期間中に食事を無料で配布してくれたり、文化的なイベントの企画など、楽しめるものがたくさんあった。 |
健康管理面のアドバイス | ー |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
私は高知大学では、教育学部に所属していますが、ロードアイランド大学では、どの学部にも属さず、自分の取りたい科目を受講することができました。Spring semesterは留学生向けのESLのspeaking とwritingの授業、アメリカの教育、社会正義と教育という授業を取っていました。特に、ESL以外の2つの授業はアメリカの学生の中に一人だけ日本人の私が授業に混ざっているという形になり、授業についていくのに必死でした。最初は、授業中に教授が話している内容が全く分からず、授業についていくことに必死でした。ほとんどの授業が週2回、または3回あるので、1週間のうちに予習、復習をすることで精一杯でした。私は授業初日に、「日本から来た交換留学生です。よろしくお願いします。」という感じで教授に挨拶に行っていました。そのため、授業でわからないことがあっても、すぐに恥じらうことなく教授に聞きに行くことができ、テスト前には重点的にもう一度内容を教えてもらい、事前に自己紹介しておくことで教授との距離も近くなると思います。また、授業はディスカッションが多く、常に自分の意見を言うことができる機会がたくさんありました。最初は、質問の意味さえ分からず、かつ英語を話す自信もなかったので無言で黙っていることしかできませんでした。Fall SemesterはESLの授業は取らず、すべてアメリカの学生と一緒に4つの授業を選択しました。その頃には英語を使って自分の意見を述べたり、聞いたり書いたりすることには慣れており、自分らしさをもって毎回授業を受けることができました。
授業は全てBrightspaceというサイトを使って管理されており、授業後のPPTや提出物等はここですべて行っていました。提出物などの評価点もこのネット上に反映され、毎回自身の特典や教授からのコメントを確認することができました。分からないことがあったら、大学にあるwriting centerを利用したり、同じ寮に住んでいるネイティブスピーカーに質問したりするなど、分からないことはほったらかしにしないことを常に心がけていました。さらに、空き時間には図書館や講義棟に行き、素敵な空間で集中して勉強することができました。図書館には、学生専用の24 hours roomという24時間空いている部屋もあり、テストには多くの学生が深夜まで頑張っています。この部屋には電子レンジやコピー機、自動販売機もあるので、快適に過ごすことができました。
1年間のロードアイランド大学への留学は、私のこれまでの人生において一番の最高の思い出です。世界中の国から来た人と友達になることができ、もう一生会うことがないかもしれないということを考えると悲しいですが、人間的にも成長することができたかけがえのない経験になりました。向こうの生活や言語、文化になれるまでは大変で、何度も困難にぶち当たりましたが、無事に全て乗り越えることができました。留学に行こうか悩んでいる人に、私は全力で海外へ挑戦してみることをお勧めします!!
生活面
私は、International Engineer Programの一つのIEP Houseという寮で生活をしていました。これは、アメリカの学生でエンジニアの学位ともう一つ言語(日本語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語など)の学位も取得できるというプログラムの一つで、主に交換留学生が多く住んでいる寮です。建物は2棟あり、約70人ほどの国際色豊かな学生が生活しています。地下には食堂があり、朝は7時30分から9時、昼は11時30分から14時、夜は17時30分から19時までと時間が決められていました。しかし、授業等で時間内に食事できない場合は、名前を書くボードがあり、そこに名前を書いておくと、お弁当のように食事を残しておいてくれるというサービスもありました。また、食事は平日のみだったので、週末は冷蔵庫にある平日の残り物を食べたり、キャンパス内にあるレストランやファストフードを食べたりしていました。キッチンはなかったのですが、電子レンジとお湯は備え付けであったので、日本食が恋しくなった時は、ダイソーで購入して持って行っていた、電子レンジでご飯が炊ける容器でご飯を炊いたり、近くの中華料理屋さんに行ったりしていました。その他にも、寮の中に洗濯機、乾燥機もついており、早朝、深夜を除いて、好きな時間に洗濯することができました。Spring semesterはフランスからの交換留学生と、Fall semesterはドイツからの交換留学生と2人部屋になり、問題なく快適に生活できました。エアコンも24時間自動で稼働しているので、寮の中にいる限り、特段寒いや暑いと感じることはありませんでした。
次に、交通面についてです。ロードアイランド大学は州の中でも街から車で1時間ほどのところに位置しており、大学のキャンパスを除けばスーパーやレストランには車が必須というほど田舎でした。しかし、バスが発達しており、平日は30分に一本、休日は1時間に一本の感覚で、街の方まで1ドルのチケットを使っていくことができました。また、街へ行くだけでなく、海の方までバスで行くこともでき、夏はビーチに行って遊んだりしていました。バスだけでなく、大学から海までのサイクリングロードも充実しており、学生だけでなく、一般の人もサイクリングを楽しんでいました。たまにですが、大学内に鹿が現れるくらい田舎の自然に恵まれたところでした。
大学は田舎にありますが、キャンパス内には、コンビニのような小さなスーパーが2店、CVSという薬局、ファストフード店が5店ほど、またレストランも5店ほどあるので、生活には困らないと思います。また、近くのボストンやニューヨークなどの大きな街に行くときも、アムトラックという新幹線のような長距離の電車が大学の近くの駅から乗ることができるので、観光地にも交通の便がいいと思います。さらに、キャンパス内に自由に使えるジムが2つ、陸上競技場、プール、バスケットボールコート5面などもあり、体を動かしてリフレッシュすることもできます。私の一番のお気に入りは、大学のアリーナにバスケの試合の応援に行く事でした。アリーナはとても大きく、大学の施設とは考えられないほど充実しており、時々無料でTシャツやグッツをゲットすることもできました。