参加企業人の声
●平田 慶介さん:2021年度修了生(企業人・勤務地:関東地方)
パナソニック株式会社 ⋆2022年度 パナソニック コネクト株式会社所属
●2021年度修了生(企業人・勤務地:中国地方)
参加学生の声
学年表記は2019年度時点です
学生名をクリックすると記事にリンクします
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0から1を作り出す経験を愉しみたい
農林海洋科学部4年 公文さん
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社会人との喧々諤々の議論を通して成長したい
総合人間自然科学研究科 理学専攻1年 花岡さん
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就職活動にも良い影響。話す場数でより良い伝え方を学びました
医学部看護学科4年 村中さん(研究会への参加2年目)
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2年目の目標は「意見をぶつけ合う場」への積極的な参加
総合人間自然科学研究科 理学専攻1年 山下さん(研究会への参加2年目)
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「人見知り」だからこそ、人と関わる環境に身を置いて苦手意識を克服したい
総合人間自然科学研究科 農学専攻2年 鈴木さん(研究会への参加2年目)
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1年目の後悔。そこから想い描く自分の理想を求めて
総合人間自然科学研究科 応用自然科学専攻1年 関田さん(研究会への参加2年目)
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多様な考えを学び、自身の研究へ繋げていきたい
総合人間自然科学研究科 黒潮圏総合科学専攻1年 宝金さん(研究会への参加2年目)
「共に未来について考える」のコンセプトに共感し、飛び込むことを決めた研究会
地域協働学部3年 丁野さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?》
もともとSBI*というインターンシップに参加したことがきっかけで研究会の存在を知りました。学生と企業人という普段はなかなか繋がりを持てない立場の人々が大学という場に集い、共に未来について考えるというコンセプトに惹かれ、興味を持ちました。参加を決意したのは、物事の本質に迫り、何事にも真剣に向き合う研究会の活動を知り、自分自身もその一員になりたいと強く感じたからです。
*SBI:Society Based Internshipの略称で、学部の1年生~3年生を対象にする準正課のインターンシップ。詳しくはコチラ
《一番学びたいことは何ですか?》
文化や価値観、考え方など、あらゆるものが多様化している今、社会に生きるひとりの人間としてどのような力が求められているのか、ヒントを得たいと思っています。そして同時に、自分にとって大切にしたいことが何なのか、色々な角度から見つめ直していきたいです。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
自分が得た知識や学びをただ「持っている」のではなく、広い視野を持ってそれらを関連付け、そして実際に「使い」、「自分のものにする」ことができる人になりたいです。そして、自分の意見をもっと堂々と述べられるようになりたいと思っています。また、様々な困難に対し、逃げずに真摯に向き合うことができる精神力も身に着けたいと考えています。
0から1を作り出す経験を愉しみたい
農林海洋科学部4年 公文さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?》
学部学科といった専門的分野のみならず、様々な社会問題に対する解決策を自分自身で模索するとともに、幅広い年齢の人たちと協力しながら考えたいと思い参加しました。
《一番学びたいことは何ですか?》
研究会の魅力は、学生と企業人が様々な意見を述べ合う点にあると考えているので、企業人という社会に出て働いている人たちの考え方や議論の進め方について学んでいきたいです。また多くの大人、学生や地域の方と協力して0から1を作り出す経験は大学生にとってとても貴重です。この活動をどんどん愉しんでいきたいです!
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
企業人と一緒になってグループワークをすることで、今までに持ちえなかった考え方やふるまい方を持ち合わせることができるようになりたいです。
社会人との喧々諤々の議論を通して成長したい
総合人間自然科学研究科 理学専攻1年 花岡さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?》
参加するきっかけは、指導教員の薦めによるものでした。私は社会人の方々と議論または交流するような場に参加したことがなく、また自分の成長につなげられるいい機会だと思い流れに身を任せ参加を決意しました。
《一番学びたいことは何ですか?》
明確な答えのない様々な問題に対してどのようにアプローチをし、どのように答えを導いていくのか、これを学んでいきたいと思っています。問題を解決するにあたり、一人では限られた視点での見方しかできないことに対して、本研究会では社会人の方々と共に問題解決にあたります。そのため自分では思いつかない考え方によって議論を深め、より問題を追求することができると考えています。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
研究会ではグループで物事を進めていくため、とにかくチームワークが重要となってくると考えています。そのため多くの人と議論し、スムーズに協力できるような力をつけていきたいと思っています。また様々な分野の方たちが集まっているため、多彩な考え方を聞くことができると思っています。それを参考に物事をより大きな視点で、より多角的にとらえることのできるような人間になりたいと思っています。
/// 研究会への参加2年目 ///
就職活動にも良い影響。話す場数でより良い伝え方を学びました
医学部看護学科4年 村中さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?また2年目にチャレンジしようと思った理由は?》
関わったことのない人と話す機会を持てることが魅力的だったこと、編入学して時間があるため高知でしかできないことをしようと思ったことから参加しました。また、いずれ高校教員として働くことを目指していますが、人前で話すことが苦手であるため、多くの人と関わるこの機会に克服したいと思い参加しました。
1年目を振り返ると自分とは異なる立場の方々と話す機会が多くあり、知識だけでなく自分では思いつかない考えや思い、より良い伝え方・関わり方を学ぶことができました。参加グループで議論する、人前で話す機会が多くあり、引き続き自分の苦手を克服したいという思いで2年目も参加しようと決めました。
《1年目に取り組んだテーマと概要を聞かせてください》
テーマ:介護・看護の問題を考える ~介護者・被介護者、全ての人が活き活きと社会生活を営める社会を考える~
被介護者に対する介護サービスや制度は多くある反面、在宅で介護する家族の精神的負担は大きいことが現状であるため、被介護者だけでなく、介護する側、介護者の負担について注目しました。介護者の負担を解決する手段はないか高知県内の行政機関や民間団体にヒアリングを行った結果、最低限の介護サービスは存在しているが、その情報が散漫し、必要とする人々(被介護者・介護者)に情報・介護サービスが届いていないということがわかりました。よって私たちのグループでは、平等・公平な情報提供のために情報を一元管理することで、被介護者・介護者自身が個人のニーズに合った介護サービスを選択し、最適な介護サービスを届ける仕組みを考案しました。
《一番学びたいことは何ですか?》
論理的に話す・伝えるスキルを学びたいと思っています。前年度参加した際、気づき、考えていても適切に話す・伝える力がなければ相手に届かないと感じたため、研究会に所属する様々な人と話す中で身に付けていきたいと思っています。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
物事を多面的・多角的に考えられるようになりたい、効果的な伝え方・聞き方・質問の仕方を身に付けたい、主体的に動けるようになりたいと思っています。一方で研究会活動によって自分の内面に変化があり、結果、就職活動にも良い影響があったと感じています。人前で話す場数を踏んだり、多くの社会人とお話したりする中でより良い伝え方も学ぶことができましたし、苦手意識も薄れて、「これまで苦手だから逃げてただけでやればできるんだ〜」という自信も多少ついてきたので、そのような点は成長できたと思います。
/// 研究会への参加2年目 ///
2年目の目標は「意見をぶつけ合う場」への積極的な参加
総合人間自然科学研究科 理学専攻1年 山下さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?また2年目にチャレンジしようと思った理由は?》
私は研究会で様々な年代、職業、立場の人たちと共通のテーマについて共に考える楽しさを知り、2年目も続けて参加をすることで更に色々な人と話をしてみたいと思いました。また1年目に話し合いなどの場で積極的な参加やリーダーシップの発揮などの議論を盛り上げる活動が不十分だと感じたため、更なる議論の活発化に寄与したいと思っています。
《1年目に取り組んだテーマと概要を聞かせてください》
私たちのグループでは“豊かな食文化とそれを支える食材生産の創出”というテーマで活動を行っていました。豊かな食とは何かを長い時間をかけて議論し、仲間や家族などの親しい人と食べたり、五感を使ってゆっくりと楽しんで食べるような食事だと考えました。その豊かな食を守るために今ある食材を守る食糧生産システムを作れないか議論を行いました。
《一番学びたいことは何ですか?》
1年目の研究会活動や自身の研究活動において課題解決能力が劣っていると感じました。研究会の活動を通して課題の発見、解決法、実践まで様々な人と話し合って意見をぶつけ合うことでより良い解決法を見つけたいと思っています。またその過程を経験することで得た課題解決能力を普段の研究生活にも生かしたいと思っています。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
引っ込み思案の性格ゆえに話し合いの場で自身の意見を出したり、グループをリードしていくことが難しいと感じることが多々あります。したがって、話し合いで積極的に意見を出したり、論点は何かを理解することでグループ全体の流れを制御できるようなファシリテーション能力を身に着けたいと思っています。
/// 研究会への参加2年目 ///
「人見知り」だからこそ、人と関わる環境に身を置いて苦手意識を克服したい
総合人間自然科学研究科 農学専攻2年 鈴木さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?また2年目にチャレンジしようと思った理由は?》
私が所属している研究室の教授からお誘いを受け、なんとなく面白そうで、加えて自分のためになるかなと思って参加しました。2年目も参加したきっかけは、1年目の参加で様々な人と自分の知らない世界の話を聞くことや、例会を重ねるにつれて、自然と今までとは違う視点からも物事を考えられるようになっていたことが楽しく、とても濃い1年にすることができたので、続けて参加しようと思いました。
《1年目で取り組んだテーマと概要を聞かせてください》
「持続型・安全・安定食糧生産システムの開発と高知からの発信」という大きなテーマのもとに自分たちに何ができるか1年間考えてきました。私たちの班では、様々な1次産業の中でも水産業に対してほとんど知られていないことや、「きつい・汚い」のような悪い印象を持つ人が多いことを知りました。そこで、今後の水産業を持続させていくために、日本の魚食文化や水産業のことをもっとよく知ってもらうため、日本に数多く存在する水族館を活用して普段食べている魚の姿や、水産業を身近にかつ興味を持ってもらうことができるのではないかと考えました。
《一番学びたいことは何ですか?》
一番学びたいことは様々な考え方です。自分の考え方や価値観を芯に持った上で、自分にはない考え・価値観・思いを持っている多くの人と関わり会話をすることで、自分という人間を豊かにしていきたいと考えています。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
私は自分に自信がなく加えて人見知りをしがちで、自分から話しに行くことがほとんどできませんでした。ですが1年目の活動を通じて、参加されていた皆さんが私の話もしっかりと受け止めて聞いてくれていたため、自分から話して意見を述べることに少しだけ自信がつきました。そのおかげか、就職活動の面接の際に、自分の考えたこと・思っていることをはっきりと面接官に伝えることができるようになっていました。今年はさらに自分に自信をつけ、今年こそ人見知りを克服するために、あまり関係の深くない人にも積極的に話をしに行こうと思っています。
/// 研究会への参加2年目 ///
1年目の後悔。そこから想い描く自分の理想を求めて
総合人間自然科学研究科 応用自然科学専攻1年 関田さん
《参加の動機(または経緯)に加えて、2年目にチャレンジしようと思った理由》
研究室の指導教官である渡辺先生からお誘いしていただいたからです。また、私自身も「こういった面白い取り組みに参加することで研究室に籠っていては知ることのできない事を学べるのでは」と思い参加を決意しました。
2018年度の活動では「センターでは自分の知らなかった分野の知識や議論する力を身に着けることができる」と感じた一方で、自分はチーム内での議論にあまり参加することができず、1年目修了時に後悔したことが心に強く残っています。そのため、今年こそはセンターを通して成長し、社会人の方々とも対等に議論できるような自分になりたいと思い、参加継続を決めました。
《1年目で取り組んだテーマと概要を聞かせてください》
Aテーマ チームA3「豊かな食文化とそれを支える食糧生産の創出」
我々のチームでは、日本の豊かな食文化には食材の豊富が不可欠であると考えた。しかし、日本の食糧生産の現状を鑑みるに、将来的には農林水産業の衰退、および効率重視の大量生産による食事のレトルト化などが進むのではないかと推測した。そこで我々は、持続可能な食糧生産を実現するために農林水産業の連携による効率化を着想した。具体的には、「陸上養殖などで出た魚の糞尿を農業の栄養源として利用するアクアポニック」や「木材を養殖・ハウス栽培の熱源として利用する」などである。こういった連携は海と山が近い高知の地形的特徴にマッチしている。加えて、県内に複数存在する廃校などを利用することで土地確保の難しさも解決可能である。
《一番学びたいことは何ですか?》
私は高知県出身ですが、1年目の活動で自分の知らない高知を知ることができました。そのため、今年は別のテーマで改めて自分の知らない高知を知ることができればと考えています。また研究会活動は普段研究室に籠りがちな自分にとって貴重な体験ですので、何かを得て持ち帰ることができればと思います。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
日常生活の中で何か迷ったときに答えを保留にする癖があるので、この活動の中で「迷ったら、とりあえず行動してみる」という思い切りの良さを身に着けたいと思います。また博士課程1年の私は研究室内で他の学生達を導くべき立場にあります。そのため活動の中でファシリテーション力を鍛え、リーダーとして活躍できるようになればと考えています。
/// 研究会への参加2年目 ///
多様な考えを学び、自身の研究へ繋げていきたい
総合人間自然科学研究科 黒潮圏総合科学専攻1年 宝金さん
《参加の動機(または経緯)は何ですか?また2年目にチャレンジしようと思った理由は?》
学生が社会人と対等な立場で意見をぶつけ合う機会を与えてくれる場だから。また学生が自分の意見に自信もって発言できるような学生企画があるからです。
1年目は「社会人と学生がいきなり対等に意見を言い合うことは、経験量が異なるから難しい」と思っていました。しかし、日を重ねることで社会人と学生が打ち解けていき、最後は、人として成長できた1年間になりました。この経験をまた味わいたく2年目に突入しました。学生企画Seekers*の1年目は企画を運営することや企画への勧誘に苦労しましたが、2年目はその反省を生かして他学部へのコミュニケーションや企画の多様化によって少しずつ充実した内容になっています。
*学生企画Seekers(シーカーズ)についてはコチラ
《1年目に取り組んだテーマと概要を聞かせてください》
私のチームテーマは「スマート漁業水族館~消費者へ、これからの漁業を伝えたい~」でした。チーム内で「持続型・安全・安定食糧生産システムの開発」に対する課題解決への仮説を考えたところ、「生産者と消費者をどのように近づけるか」になりました。この問いが正しいのか検証するために、447名に「食生活に関するアンケート」を実施し、現状分析をした結果、農業よりも水産業に、より消費者意識の課題が見つかりました。さらに若者ほど魚離れが深刻であり、今後の食料危機を感じていないことが確認されました。よって、私たちの最終的な問いは「消費者(若者)へいかに魚・漁業に興味を持ってもらうか」です。次に、消費者に魚・漁業に興味を持ってもらうために、「水族館」に注目しました。日本は世界の水族館の約20%の63カ所の水族館が存在しており、日本は水族館大国であることが報告されています。日本人の水族館の平均来場者数、1年間で約4人に1人が訪れていることから、日本人は水族館が好きなことが示唆されました。これらのことから、日本人は魚離れや漁業に対して興味や悪いイメージを持っているのにもかかわらず、魚を鑑賞することや水族館の雰囲気が好きであることが認められるとともに、水族館を利用することで、魚や漁業に興味を持ってもらうことができると考えられたのです。さらに、次世代のスマート漁業を実現するために、現在開発されている次世代の漁業システムを消費者に体験させ、漁業との接点を作る…これらを実現したときに、10代や20代の消費者は魚・漁業に対して興味を持つこととなり、魚離れの解消や漁業に携わる担い手の確保に少しでもつながるのではないかと考えました。
《一番学びたいことは何ですか?》
参加者と交流することによって多様な考えを学び、今後の自身の研究にその考え方を引用して新たな研究へと繋げていきたいです。また何事も当たり前だと思わず、常に疑って問いを立てる習慣を身に着けたいです。
《研究会の活動を通じて,「変わりたい自分」や「成りたい自分」は,ありますか?》
議論や質疑応答の際に多くの情報を頭の中で整理して、内容をまとめて発言することが苦手。社会人は理解力が早く、話す内容がまとまっているので、これらをこの1年間、社会人とたくさん話して経験していきたいです。また、まずは行動してから考える自分になりたい。考えているだけではなく、まず自分が行動してそこで得られたことを、今後の人生に活かしたいです。
●平田 慶介さん:2021年度修了生(企業人・勤務地:関東地方)
パナソニック株式会社 ⋆2022年度 パナソニック コネクト株式会社所属
《1年をとおして、センターに参画して、どのようなことに「気づき」、どのようなことを「学び」、どのような「成長」があったか、また「印象に残った」ことなどについて》
日々の業務や会社の研修では体験することのできない経験を多くできた貴重な機会だった。社会人として約10年が経過し、思考の瞬発力や引き出しは増えたものの、そればかりに頼った思考になっており、自らの意思や多様な他者との発散を通じた“新の創発”という観点が不足していたことを実感した。特に、自らの意思を強く持ちやり切るという点に関しては、答えのない世界を生きる中で今まで以上に重要度が増していると感じており、更に精進を重ねていきたい。
《社会における希望とはどのようなものか、あなたの意見・アイディア》
社会における希望とは、自分の人生に対して自分自身がどれだけ主体的であり、自立的かつ自律的であるかということ、また自身のコミュニティに対してどれほど前向きな影響を与えられていると感じられているか、ということだと考える。
すなわち、自身の過去または未来の営みが、自分も含めた誰か、何かに貢献できていると感じられていることで希望を感じられるのではないかと思う。
●2021年度修了生(企業人・勤務地:中国地方)
《1年をとおして、センターに参画して、どのようなことに「気づき」、どのようなことを「学び」、どのような「成長」があったか、また「印象に残った」ことなどについて》
一言で表すと、発見と自省の1年だったと考える。「発見」とは基礎セミナーで学んだ、固定観念、既成概念にとらわれない自由な発想を行うための手法であり、一つ一つの講義に楽しさすら感じていた。研修で学んだ内容は自分自身に留まらず、社内で共有し業務に活かしたいと考えている。「自省」はチーム活動などを通じて、他企業の方や学生の皆さんの活躍を見ながら自分自身と向き合った体験のことである。具体的には、リーダーシップやプレゼンテーションの力、論理的思考など、ディスカッションや発表を通じて自身のスキルの棚卸を行うことができた。また、様々なモデルを見聞きすることができ、大いに刺激を受けることができたと感じている。チーム活動の後半では、苦手意識が強くあった論述書の作成にも挑戦できた。この経験を、自身の今後の糧としていきたい。
《社会における希望とはどのようなものか、あなたの意見・アイディア》
社会における希望とは未来を担う子どもたちのことを指すと考えます。
子どもたちが安全に暮らし、学び、育つことのできる社会をどのようにしたら創ることができるのか。様々な分野の、どの方策を検討するとしても、忘れてはならない命題であると考えます。